浮かび上がる....
今回は文字を使った試作です。
使う資料は、とりあえずの資料ですがソビエト宇宙関連です。(新聞とか図とか)
まずは反転してレーザー印刷した資料を和紙に転写します。
シンナー転写で印刷も一番濃くなっているので........文字がややボケ箇所多いですが、それは本番までになんとかします。
そして貼ります!!
ただ漠然と貼らず、足下が文字密度高く、上の方に行くに連れてフェードアウトしていく感じにします。
そしてその上からまた和紙を重ねます、これはろう引きした際文字がぼんやりと表面に見えてくるようにするためです。
そして脱皮
今回も離型剤が効いて綺麗に脱皮出来ました。
中にぎっしり文字.........
その後、背中・尻尾・足部分の切れ目を塞ぎ、乾燥させ完了です。
左から文字和紙・和紙のみ・和紙ろう引き、です。
そしてこれもアイロン直にでろう引きしていきます...............
ろう引き完了。
ん〜〜〜〜〜.............
悪くはないです............が.....................
もうちょい文字がきっちり見えるとこも作らなきゃって感じですね.............
んまあ、とりあえずこれはこれ、なので、原型を作りつつ、ろう引き研究を重ねます。
つづく
使う資料は、とりあえずの資料ですがソビエト宇宙関連です。(新聞とか図とか)
まずは反転してレーザー印刷した資料を和紙に転写します。
シンナー転写で印刷も一番濃くなっているので........文字がややボケ箇所多いですが、それは本番までになんとかします。
そして貼ります!!
ただ漠然と貼らず、足下が文字密度高く、上の方に行くに連れてフェードアウトしていく感じにします。
そしてその上からまた和紙を重ねます、これはろう引きした際文字がぼんやりと表面に見えてくるようにするためです。
そして脱皮
今回も離型剤が効いて綺麗に脱皮出来ました。
中にぎっしり文字.........
その後、背中・尻尾・足部分の切れ目を塞ぎ、乾燥させ完了です。
左から文字和紙・和紙のみ・和紙ろう引き、です。
そしてこれもアイロン直にでろう引きしていきます...............
ろう引き完了。
ん〜〜〜〜〜.............
悪くはないです............が.....................
もうちょい文字がきっちり見えるとこも作らなきゃって感じですね.............
んまあ、とりあえずこれはこれ、なので、原型を作りつつ、ろう引き研究を重ねます。
つづく
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by azirusi3
| 2015-03-23 11:59
| 動物宇宙服
透き通った
さて今回は前回から作っていた試作用張り子に作品を左右する表面質感などの本格的な実験を行います。
張り子は前回の後にもう1つ制作、こんどは表面に離型剤を塗ってやったので綺麗に取れました。
そして取れた物の、型から取外す際に入れた切れ目を同じ和紙で綺麗に閉じていき、乾燥させたらいざ次の工程です。
次の工程、表面処置ですが、この立体物に「ろう引き」を施します。
実際のろう引きは、クッキンブペーパーに蝋と紙を挟んでアイロンを押し付けるものですが、これは立体、キッチンペーパーで挟む事は出来ません、なら直にアイロンでやってしまえということで、蝋をアイロンで溶かし(直にアイロンに押し付けて)たらして、染み込まず溜まったらそこにアイロン優しく押し付けて染み込ませるという荒技で作業を進めます。
(表面こげないようにある程度慎重に行います。)
そして出来たのが.......↓
左が和紙のままの物、右がろう引きをした物。
ぱっと見で明らかに違いが出てますね(ロウの方がやや黄色........ 透けています。)
まず和紙のアップ、張り子なので、和紙の貼り重ねの後がガチガチに出てて.....味と言ったら味ですが、今回の意図としてはこれではダメです。
綺麗に透き通ってほしいのです。
次にろう引きの方アップ、和紙のみに比べ比較的透けが均等で和紙の重ねもほぼ見えなくなりました。
結構自分のイメージに近い物にはなっていますが........まだまだ全体の10%ぐらいしかみたしてないので、もっと試行錯誤が必要です。
光にあてて見ると、透けは何も無いよりはさらにクリアになって、気になっていた黄色み(これは画像のせいでもある。)も消えてくれます。
次はこの下に「活字」を施し、ろう引きで上手く透けてくれるか試します。
つづく
張り子は前回の後にもう1つ制作、こんどは表面に離型剤を塗ってやったので綺麗に取れました。
そして取れた物の、型から取外す際に入れた切れ目を同じ和紙で綺麗に閉じていき、乾燥させたらいざ次の工程です。
次の工程、表面処置ですが、この立体物に「ろう引き」を施します。
実際のろう引きは、クッキンブペーパーに蝋と紙を挟んでアイロンを押し付けるものですが、これは立体、キッチンペーパーで挟む事は出来ません、なら直にアイロンでやってしまえということで、蝋をアイロンで溶かし(直にアイロンに押し付けて)たらして、染み込まず溜まったらそこにアイロン優しく押し付けて染み込ませるという荒技で作業を進めます。
(表面こげないようにある程度慎重に行います。)
そして出来たのが.......↓
左が和紙のままの物、右がろう引きをした物。
ぱっと見で明らかに違いが出てますね(ロウの方がやや黄色........ 透けています。)
まず和紙のアップ、張り子なので、和紙の貼り重ねの後がガチガチに出てて.....味と言ったら味ですが、今回の意図としてはこれではダメです。
綺麗に透き通ってほしいのです。
次にろう引きの方アップ、和紙のみに比べ比較的透けが均等で和紙の重ねもほぼ見えなくなりました。
結構自分のイメージに近い物にはなっていますが........まだまだ全体の10%ぐらいしかみたしてないので、もっと試行錯誤が必要です。
光にあてて見ると、透けは何も無いよりはさらにクリアになって、気になっていた黄色み(これは画像のせいでもある。)も消えてくれます。
次はこの下に「活字」を施し、ろう引きで上手く透けてくれるか試します。
つづく
#
by azirusi3
| 2015-03-22 21:08
| 動物宇宙服
脱皮
和紙を表面に貼って張り子を作ります。
今回使う和紙は、設計製図用に用いられる「図引き和紙」という紙を使います。
特徴としては腰が強くて破れにくく、中性紙なので長期保存用にもすぐれています。
最初に全体に水のみで和紙を下貼り、その後水で溶いたでんぷんノリを和紙に塗り貼り付けていきます。
隙間無くしっかりと.............それを2~3回おこない、層を厚くします。
そしてストーブなどの前でしっかり乾燥させます。
完全に乾燥したら、背中に切れ込みを入れ、周に貼り付けた和紙を原型から外していきます。
切れ込みから徐々に剥がしていきます...........
一応結構強い和紙ですが、それでも変に力を入れると破けてしまうので、ゆっくり.........少しずつ........
取れました!
一部破けたりしてしまいましたが、わりとイメージしてた感じと近い、良い感じになりました。
だが1点..........................しわが..........................彫ったしわがほぼ無意味でした............
つづく
今回使う和紙は、設計製図用に用いられる「図引き和紙」という紙を使います。
特徴としては腰が強くて破れにくく、中性紙なので長期保存用にもすぐれています。
最初に全体に水のみで和紙を下貼り、その後水で溶いたでんぷんノリを和紙に塗り貼り付けていきます。
隙間無くしっかりと.............それを2~3回おこない、層を厚くします。
そしてストーブなどの前でしっかり乾燥させます。
完全に乾燥したら、背中に切れ込みを入れ、周に貼り付けた和紙を原型から外していきます。
切れ込みから徐々に剥がしていきます...........
一応結構強い和紙ですが、それでも変に力を入れると破けてしまうので、ゆっくり.........少しずつ........
取れました!
一部破けたりしてしまいましたが、わりとイメージしてた感じと近い、良い感じになりました。
だが1点..........................しわが..........................彫ったしわがほぼ無意味でした............
つづく
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by azirusi3
| 2015-03-16 12:10
| 動物宇宙服
しわ
石粉粘土が完全に乾いたので、表面のしわなどを彫っていきます。
鉛筆でつなぎ目のラインを引き.........
彫刻刀で彫ります!
足の付け根の部分、つなぎ目の部分にたまったしわなど!
おなかの下も後々いくらでも調整出来るのでとにかくどんどん彫ります!
全体に来るハーネスの締め付け部分も、鉛筆でラインを引き軽く彫っていきます。
ハーネス部分と、尻尾部分の付け根も彫っていきます。
あと前後の足も太さや足先の方(靴などになるとこ)などの形も削って調整します。
そしてサンドペーパーをかけ、彫った場所の角を落とします。
以上
あまり強調しすぎてもアレかと思うので..........そこは微調整。
最後に、石粉粘土のままだと表面が不安なので、ジェッソでコーティングして終わりです。
次は表面に和紙を貼る作業にいきます。
つづく
鉛筆でつなぎ目のラインを引き.........
彫刻刀で彫ります!
足の付け根の部分、つなぎ目の部分にたまったしわなど!
おなかの下も後々いくらでも調整出来るのでとにかくどんどん彫ります!
全体に来るハーネスの締め付け部分も、鉛筆でラインを引き軽く彫っていきます。
ハーネス部分と、尻尾部分の付け根も彫っていきます。
あと前後の足も太さや足先の方(靴などになるとこ)などの形も削って調整します。
そしてサンドペーパーをかけ、彫った場所の角を落とします。
以上
あまり強調しすぎてもアレかと思うので..........そこは微調整。
最後に、石粉粘土のままだと表面が不安なので、ジェッソでコーティングして終わりです。
次は表面に和紙を貼る作業にいきます。
つづく
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by azirusi3
| 2015-03-15 20:25
| 動物宇宙服
盛り作業
いま進めてる3つの粘土作業を始めます。
スタイロの上に石粉粘土なので、付きにくいですが.......盛っていきます。
そして粘土第一段階終了........細い部分が折りそうなので注意します......
こいつは、一応「ヒレ」の部分にも粘土を使いましたが........う〜〜〜ん..........
こいつも尻尾注意しつつ、問題は前後の「足先」ですね.......
ここで急遽粘土作業をしない部分を作ります。
そこは「頭」の部分で、最終的にはクリアアクリルかプラでバキューム整形しようと考えていて、粘土だとしっかり作れるかな考えていましたが、デコボコを修正するのが面倒だと気づいたので、スタイロを綺麗に切り出し、表面をジェッソでカチカチにしてやることにしました、のでまたスタイロから切り出し。
前に取り付けていた頭の部分は、粘土を考え一回り小さく作っていました。
今回はバキューム整形の際のアクリルの厚さなども考え、微調整しつつ大きさを整えます。
そして3つ、頭の部分が出来ました、そしてジェッソを塗った状態。
こちらは表面をサンドペーパーで整えた状態。
(もう一回ぐらいジェッソ塗って目の細かいヤスリをかけます。)
頭の部分を作ってるうちに粘土の方も乾いたので、本体の作業も少ししていきます。
そんでこいつの「ヒレ」ですが........粘土でやるのも大変なので、頭と同じようにスタイロでしっかり作り、ジェッソ加工でいこうと思います。
っとまあ、とりあえず今いる3つを並べて撮影。
ヒレも頭と同じくスタイロにしました。尾びれはなんとか粘土で作ります。
..............頭の部分のバランスも悪い感じもするので、そこももうちょい削ったりして調整します。
こいつは尻尾を折らないように気をつけます(すでに2回折った.......)
頭は比較的理想に近いカタチになりましたが、もうちょい微調整。
あと足の部分を早く綺麗に形を出したいです。
(粘土が完全に乾き次第本体の細かい部分も掘ったりします。)
こいつは中でも良い感じにいきました(尻尾は1回折りました)
あとは足の部分をどうにかしないと........
つづく
スタイロの上に石粉粘土なので、付きにくいですが.......盛っていきます。
そして粘土第一段階終了........細い部分が折りそうなので注意します......
こいつは、一応「ヒレ」の部分にも粘土を使いましたが........う〜〜〜ん..........
こいつも尻尾注意しつつ、問題は前後の「足先」ですね.......
ここで急遽粘土作業をしない部分を作ります。
そこは「頭」の部分で、最終的にはクリアアクリルかプラでバキューム整形しようと考えていて、粘土だとしっかり作れるかな考えていましたが、デコボコを修正するのが面倒だと気づいたので、スタイロを綺麗に切り出し、表面をジェッソでカチカチにしてやることにしました、のでまたスタイロから切り出し。
前に取り付けていた頭の部分は、粘土を考え一回り小さく作っていました。
今回はバキューム整形の際のアクリルの厚さなども考え、微調整しつつ大きさを整えます。
そして3つ、頭の部分が出来ました、そしてジェッソを塗った状態。
こちらは表面をサンドペーパーで整えた状態。
(もう一回ぐらいジェッソ塗って目の細かいヤスリをかけます。)
頭の部分を作ってるうちに粘土の方も乾いたので、本体の作業も少ししていきます。
そんでこいつの「ヒレ」ですが........粘土でやるのも大変なので、頭と同じようにスタイロでしっかり作り、ジェッソ加工でいこうと思います。
っとまあ、とりあえず今いる3つを並べて撮影。
ヒレも頭と同じくスタイロにしました。尾びれはなんとか粘土で作ります。
..............頭の部分のバランスも悪い感じもするので、そこももうちょい削ったりして調整します。
こいつは尻尾を折らないように気をつけます(すでに2回折った.......)
頭は比較的理想に近いカタチになりましたが、もうちょい微調整。
あと足の部分を早く綺麗に形を出したいです。
(粘土が完全に乾き次第本体の細かい部分も掘ったりします。)
こいつは中でも良い感じにいきました(尻尾は1回折りました)
あとは足の部分をどうにかしないと........
つづく
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by azirusi3
| 2015-03-11 21:35
| 動物宇宙服
Atsushi Adachi, work and portfolio
by azirusi3
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