東洋の紳士
最近は「白洲次郎 」という人物の本を読んでいる
前から名前は歴史の本の中でちらほら出てきていたので知っていたが
今年の2月にあったNHKのドラマスペシャル「白洲次郎」をきっかけに本格的に興味を持ち、
自伝や関係書物を色々読んでいて先週あたりからドラマの原作になった
「白洲次郎占領を背負った男」を読んでいる
簡単に白洲という人物を紹介すると、戦前・戦時・戦後の日本政治を裏で支えた人物で
誰もが知っている歴史的出来事に色々と関わっている
例えば「日本国憲法草案作成(マッカーサー草案・松本草案)」や「吉田茂政権成立」などである、政治的なこともでも色々とすごいことはあるが僕は、彼自信の「生き方」や「信念」をすごく尊敬する
何事にも流されずどんなことも押し通す「意思」、何事も人の二つ三つ先を見据えて行動をする鋭い「勘」、アメリカ人もビックリの「語学力」、色々あるが、なにより僕が尊敬できるのが
イギリス留学によって得た「ジェントルマン・騎士道」の心得
人として、男として尊敬する
僕はまだまだ未熟物だ、人としてもそうだが特に「男」として全然青いと感じることが多い
彼は18~26歳までイギリス留学していて、今の自分と近い年齢だが、生き方は全く違う
白洲次郎は神戸の大商人の次男で中学の時からペイジ・グレンブルック1919型という米国車を乗り回し、父親が集めた雪舟・狩野派・土佐派などの日本画、コロー・モネ・マティスなどの本物の絵画や他多大な美術品の本物を見て育ち、彼女に宝塚の美人な年上の彼女(これはかなり羨ましい)がいたり、イギリスケンブリッジ大学へ留学し、ブガッティを乗り回し、育ちも良く優雅な生活をすごしていて、確実に見たもの・感じたものが違いすぎている
そう見るととても真似できない
だが、本物の美術作品を見ることはできる
たしかに自分も過去アトリエの油のK先生に「本物を見ることによって自然に目が養われ、ただ毎日描いているよりいい作品が作れる」と言われたことが(何度も)あった
これを機会になるべく画集でなく本物を見に美術館や展覧会に足を運ぼうと思う(お金の許すかぎり・・・)
あと、今まであまり小説など、文字を読むことが無かったが、今年度に入って色々読んでるが、色々といい影響を受けていると感じる
今やっているこのブログも自分に良い変化をもたらしてくれたら嬉しいかぎりである。
by azirusi3
| 2009-05-30 23:50
Atsushi Adachi, work and portfolio
by azirusi3
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